食虫植物日誌 79 騎士の称号を持つネペンテス?
どうも!UMIです(o ̄∇︎ ̄)
今日はどんよりとした曇り空の1日でした。
この時期に晴れ間がないと、よりいっそう寒さを感じますね〜
ここ最近は晴れ日でも最高気温が10℃くらいなので、連日エアコンがフル稼働しています。
あぁ〜来月の電気代が恐ろしい(^^;)
ですが、冬本番はまだまだこれから。
ピークにはさらに恐ろしい代金の請求書が届くのでしょうから、覚悟しておかねば 笑
さてさて、それでは本題に入りましょうか!
実は昨日また新しい子がうちのファミリーに加わりまして…
ええ。
また買ってしまいました。
と言っても自分で買ったわけではないのですが 笑
実は先月自分の誕生日だったのですが、嫁に誕生日プレゼントは何がいいか決めておけと言われたものの特に欲しいものもなく
考えあぐねいているうちにズルズルと日にちが過ぎて今になってしまいました。
そして、1ヶ月遅れで貰った誕生日プレゼントがその子なわけです。
では、どんな子を買って貰ったのかと言うと…
『N.ダイエリアナ』です!!!
(パチパチパチ)
ネペンの交配種の中でも大型のピッチャーを着けることで有名な子ですね!
かなり歴史の古い種で、なんでも1900年ビクトリア朝時代に交配され、1903年にリリースされたそうで
100年以上の時が経ち、常に新しい品種が生み出され続けている現代においても
栽培が容易でピッチャーが出来やすく、鑑賞価値が高いところから最高傑作と名高い子みたいです( °ω° )
ちなみに両親は [ Mixta ( Northiana × Maxima ) × Dicksoniana ( Rafflesiana × Veitchii ) ] とちょっと複雑ですね…
以前は別の名前が主流だったそうで
『 N.Sir William T.Thisstelton Dyer 』(通称 T.T Dyer)と呼ばれていたそうです。
(読み方は ネペンテス・サー・ウイリアム・ティ・ティ・ダイヤー)
名前の由来は19世紀後半にイギリスのキュー植物園の園長を務めたウイリアム・セシルトン・ダイヤーという方にちなんで付けられたそうです。
人の名前にちなんでいるだけあって親しみやすい感じがしますね(^^)
名前にもある『サー』が騎士の称号を意味するものなのでタイトルをあの様にしましたが
実際は現代よりの使い方として男性に対する敬称の意味合いで入っているのではないかと思われます。
それでは、うちにお迎えした時の写真を見てみましょう!
まずは安定の箱からの〜(敷物が未だに夏使用なのは突っ込まないで下さい 笑)
蓋開け〜の〜
ジャーン!!と満を持してのご登場!!!
細長いダンボールに入っていたためか、ちょっと葉っぱが内側に沿ってしまっていますが立派な個体です(*≧︎▽︎≦︎)
時期が時期だったため残念ながらピッチャーはついていませんが、写真のものと合わせて2つほど待機袋があるので
管理を頑張れば今後に期待できますね!
そして何より今回自分が感動したのは他でもありません。
見て下さい!この立派な雄花を!!
今まで写真でしか見たことがありませんでしたが、実物が見られて感激です( >ω< )
ネペンの花は一般的な『花』の固定観念をひっくり返すほど本当に独特な形をしています( °ω° )
しかし、噂には聞いていましたが、なんとも表現し難い独特な香り…
個人的な感想になりますが、嫌でもないけど…好きでもない…そんな香りですね…笑
ネペンは『雌雄異株』で個体ごとに♂と♀で分かれています。
この子は雄花が咲いているので♂の個体になるのですが、なんでも現在出回っているダイエリアナは♂の個体しかいないそうです( °ω° )
(※ UMI調べですの信憑性は怪しいです 笑)
もしかしたら、本名?にある『サー』はそういった意味合いもあるのかもしれませんね。
ネペンの花粉は管理次第では2、3年ほど持つそうなので
ウチの子たちに♀の個体がいることを願いつつ、保管して人工授粉のチャンスを待とうかなと思います(^^)
ネペンも花を咲かせるのに相当なエネルギーを消費するそうなので、液体肥料や活力剤をあげてしっかりアフターケアをして元気になってもらい
頑張って立派なピッチャーを着けてもらえるよう、これからのお世話を頑張っていきたいと思います!!
それではかなりの長文となってしまいましたが、ここらへんで今回の記事は終わりにしたいと思います。
ちなみに過去最大の文字数になりました 笑 (大幅に記録更新です。)
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました(﹡ˆᴗˆ﹡)
また明日の記事でお会いしましょう!バイバイʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ!!