UMIの食虫植物日誌

これは食虫植物に魅了された、とあるの男の記録である。

食虫植物日誌 6 用土補完計画Part3


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どもども!UMIです\( ˙▿︎˙ )/

 

本日は用土補完計画Part3をお送りしたいと思います!

 

本当は試作1号のお披露目をPart3でやろうと思っていたのですが、ここにきて計画を揺るがす事件が起きました!!!

 

な、な、な、なんと!

 

バーミキュライトよりも良さげなものがあるじゃないか!!!

 

と、いい素材を発見してしまったのです。

 

それは…

 

「あく抜き ベラボン」!!!

 

えっ?基本中の基本の素材じゃないかって?

 

すいません、完全に見落としてました…

 

前回までの記事であれだけ語っていたのにお恥ずかしいかぎりです( ˃ ⌑︎ ˂ )

 

そこでこの記事では、「あく抜き ベラボン」についての情報をまとめて改めて計画を練り直したいと思います。

 

◎『あく抜き ベラボン』とは?

 

天然のヤシの実のスポンジ状繊維を特殊加工でチップにした培養土。

 

あく抜きとは、ヤシの実の繊維に含まれる「タンニン」という物質が植物の根の成長を阻害してしまため、それを取り除く下処理をしたものです(*⁰▿⁰*)

 

ベラボンの一番の特徴は「保水性・排水性・通気性」が抜群に高いことですが、その理由はベラボンの性質に鍵があるようです!

 

ベラボンの性質とは?

 

ベラボンは、抜群の吸水性で水を吸うと1.5倍ほどに膨れ上がり、水を排出するとまた元のサイズに縮んで戻るという性質があります。これがとても重要な鍵になります。

 

なにが重要かといいますと、膨らんだり縮んだりを繰り返すことで土の中に動きができます。

 

それによって適度に土内に空洞ができて、排水性と通気性を高めるので鉢内の過湿を防ぎ、根腐れの防止になるのです!

 

通常、土は長年使っていると鉢の中でどんどん固まっていき排水性が失われていきますが、ベラボンはとても丈夫なので性質が劣化しづらく鉢の中をふかふかに保ってくれます。

 

また、通気性の高さが転じて外気温の影響を受けにくいという利点にも繋がり、夏は風通しを良くして蒸れを防ぎ、冬は保温効果で根を守ってくれるそうです!

 

その他の性質は?

 

まず耐久性ですが、なんと3〜5年も持ちます!植物由来のものは寿命が短いイメージがありましたが、これには驚きました( °ω° )

 

参考にさせていただいたサイトで紹介されていましたが、「亀の子たわし」の原料にも使われているそうです!

 

たしかに、普段から水につけてゴシゴシ使われても大丈夫なあの耐久力を考えれば、想像は難しくありません( ̄▽ ̄)

 

pH度合は弱酸性です。なので、食虫植物との相性もバツグン!

 

さらに嬉しいのが、素材の軽さ

 

水を含んだ状態でも土の1/3程度らしいので、ハンギング管理にも適していますね!

 

また、サイズも様々な種類があるので使い勝手も良さそうです!

 

上記のことを踏まえ、全体的にバーミキュライトと似た特性が多い「あく抜き ベラボン」ですが、より食虫植物との相性が良い弱酸性である分こちらの方が良さそうなので、こちらを採用して用土の調合を行いたいと思います(*・∀︎・)

 

えぇと、夢中になって書いているうち結構な長文になってしまいました><

 

今回はほとんど「あく抜き ベラボン」の解説で終わってしまいましたが、これで今後の計画方針が固まりましたので

 

次回の用土補完計画Partを上げる際には「UMI Soil Prototype Ver.1.0」の製作を内容をお届けしたいと思いますのでご期待(?)下さい( >ω< )

 

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!バイバイ(o ̄∇︎ ̄)/